コロナ禍で資格試験の受験方法も変わりつつあります。
日本一受験人数が多い資格試験で知られている簿記は、会場で受験する方法と、テストセンターで受験する方法があります。
会場で受験するのは、年に3回(6月、11月、2月)しか受けることができませんが、テストセンターで受験すれば、いつでも(※)受験することができます。
※会場試験日の周辺2週間は、テストセンターでの試験は停止します。
テストセンターで受験すれば、その場で合格・不合格がわかるので、落ちてしまった場合はまたすぐに勉強を始められることも魅力です。
簿記 テストセンター申し込み方法
簿記をテストセンターで申し込む方法は次の3ステップです。
①:受験会場を選ぶ
②:受験日を決める
③:申し込み
①:受験会場を選ぶ
全国のテストセンターの中から受験する場所を選びます。
主要都市であれば、近場にテストセンターはあると思うので、受験場所に困る心配はありません。
②:受験日を決める
受験するテストセンターを決めたら、受験する日を決めます。
テストセンターでは、SPIの試験などもやっているので、就活の時期は混み合うことが予想されます。
計画的に受験日程を決めましょう。
③:申し込み
受験会場、受験日が決まれば、あとは受験料を支払いすれば完了です。
クレジットカード払いができるので、クレジットカード情報を登録して、受験申し込みは終了です。
受験料(テストセンター)
簿記3級:3,400円
簿記2級:5,270円
簿記の試験申し込みは、とても簡単にできます。
過去問を解いて合格点が取れるようになれば、受けたいときにすぐ受けられるのが、テストセンターで受験するメリットです。
簿記受験テストセンター 持ち物
簿記をテストセンターで受験するときの持ち物は、「身分証明書」(運転免許証など)、「電卓」です。
受験した会場では、筆記用具を貸してもらえたので持っていかなくても良かったですが、念ため「筆記用具」も持っていけば安心です。
受験当日は、テストセンターで本人確認をして、メモ用紙(2枚)とペンを渡されて、受験という流れでした。
簿記をテストセンターで受験した感想
簿記3級、2級を両方テストセンターで受験しました。
テストセンターで受験する場合は、パソコンで問題を見ながら、メモ用紙で問題を解き、パソコンに入力するという試験になります。
普段紙で問題を解いていると少し違和感があります。
メモ用紙に、貸借対照表や損益計算書を書くのは時間がかかって大変なので、仕分けだけメモ用紙にして、回答は事前に与えられた情報と、メモ用紙の仕分けを足しながら行いました。
パコソンの数字と、メモ用紙の数字とを行き来することになるので、見落とし・計算ミスに注意です。
3級、2級とも回答時間には余裕があり、回答を見直す時間は残りました。
パソコンの試験画面にも残り時間が表示されるため、焦らずに解きましょう。
問題自体も普通に過去問を解いておけば、問題のレベルは特に変わらないので、テストセンターで受験するからといって特別にしておくことはないと思います。
全体を通して
いつでも受験することができるのが、テストセンターで受験することができるメリットです。
勉強をしていく中で、合格点が取れそうだと思えば、早いうちに受けてしまいましょう。
テストセンターなら、その場で合格・不合格がわかるので、たとえ不合格でももう一度とけない分野を勉強して、すぐに再受験ができるので、会場で受験するよりも資格を取りやすいと思います。
合格目指してがんばりましょう!