テストセンターで受験する簿記2級のテスト問題は、会場で受験するときに比べて簡単でしょうか?
実際に自分が受けた時はこれまで解いてきた過去問よりも簡単な問題に当たった印象でした。
オンライン試験では、複数の試験問題からランダムに試験問題が出てくるので、たまたまラッキーだったのか、それとも受験する問題よりも簡単な設定になっているのかはわかりません。
私が簿記2級を受験した時の試験問題の概要を記載するので、テストセンターで簿記2級を受ける方の問題対策の参考になればと思います。
簿記2級 テストセンター問題
簿記2級は、大問4つの構成でした。
大問1:商業簿記仕分け問題
大問2:株主資本変動計算書の作成問題
大問3:損益計算書の作成問題
大問4(1):工業簿記仕分け問題
大問4(2):工業簿記原価計算問題
工業簿記の範囲は(1)仕分け問題と、(2)原価計算問題に別れていました。
大問1:商業簿記の仕分け問題
大問1はおなじみの仕分け問題でした。
2級で新たに加わった範囲の仕分けもありますが、3級の範囲で解ける問題もありました。
大問2:株主資本変動計算書の作成問題
大問2は、株主資本変動計算書の作成問題でした。
受験した時の問題では、配当金を出し、利益準備金を積み立てる問題と、吸収合併の問題が出題されました。
きちんと勉強しておけば迷わない問題でした。
大問3:損益計算書の作成
大問3は、損益計算書の作成問題でした。
未処理事項や、決算整理事項は2級の範囲の仕分けもありましたが、大部分は3級の範囲のものでした。
覚えているのは、原価償却の定率法の計算をしたということくらいです。
大問4(1):工業簿記仕分け
大問4(1)は工業簿記の仕分けの問題でした。
資金のやり取りは本社、材料・仕掛品のやり取りは工場、で行うタイプの仕分けで、材料を仕入れて、材料費、副材料費を仕分けするのと、給料を支払った時の仕分け問題が出題されました。
大問4(2)工業簿記原価計算
大問4(2)は工業簿記の原価計算の問題でした。
仕掛品がある時の原価計算表を作成する問題でした。
工業簿記は苦手意識があったので、どんな問題が出題されるか心配していましたが、基本的な問題でラッキーでした。
簿記2級 テストセンターの問題は簡単?
簿記2級の勉強は過去問を中心にしましたが、過去問を解くよりも、テストセンターで受験した問題の方が優しい問題に感じました。
問題の組み合わせが難しくない組み合わせだったのかもしれませんが、周囲で聞いてみてもテストセンターの問題はそれほど難しくないという話だったので、簿記2級のテストセンター受験はおすすめします。