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投資

【株式投資】投資手法ごとの確認する指標

こんにちは!

一言投資を始めるといってもみる指標も様々ありますし、なにから確認していいかわからなくなりますね。

色々な投資手法に興味がありそうな方が多そうだったので、投資手法ごとにどんなところに着目した方がいいかまとめました。

投資をするにも、売却益によるキャピタルゲインを狙う投資、配当金によるインカムゲインを得る投資など、投資する目的は人それぞれなので、自分にあった投資方法を行うために勉強していきましょう。

こんな方におすすめ

  • 投資を始めようとしている方
  • 指標がありすぎて何を確認していいかわからない方

 

 

グロース株投資

グロース株投資の確認をしましょう!

どんな投資?

グロース、つまり成長する株に投資して、株価が上がったところで売却しキャピタルゲインを狙う投資手法になります。

どの指標を確認するか

グロース株投資で確認する指標は、売上高成長率、または営業利益成長率、事業内容、時価総額などです。

売上高成長率、または営業利益成長率

成長率なので、毎年なん%で売り上げや利益が伸びているかを計算します。

(売上高成長率) = (今年の売上高) / (去年の売上高) × 100

グロース株投資はこれからの成長していくであろう企業に投資して株価の上昇を狙います。

なので、売り上げや利益の伸び率は特に確認しておきたいです。

どうして売り上げと利益とを分けているかというと、企業によっては売り上げをさらに伸ばすために、先行投資をしていたり、莫大な広告宣伝費を使っていたりするためです。例えば、メルカリは売上はいい勢いで伸びていますが、利益はほとんど出していませんね。

私はどちらかというと、上場時からちゃんと利益を出している企業の方がいいと思うので、営業利益成長率の方を重視するようにしています。

単純に考えると、営業利益成長率が20%なら、5年で利益が2倍になるはずなので、株価も2倍になるかなあといったように考えることができます

PERやPBRは成長に期待している分高くなりがちですが、グロース株投資では、買えなくなってしまうのでこの辺の値はあまり気にしないようにします。

 

事業内容

単に利益が伸びているからいいかというとそういうわけにもいきません。

なぜなら成長率とは過去の成長してきた値で、将来の成長率はわからないためです。

ですので、これからも成長が続きそうな事業を行なっているかは、確認しておいた方がいいです。

私が注目しているのは、IT関連の企業が多めです。人手不足やコロナによる働き方の変化が激しい世の中なので、単純作業の自動化など人がやらなくてもできる仕事はますますソフトに置き換わっていくと考えているためです。

 

時価総額

グロース投資にするからには、ダブルバガー、トリプルバガー、テンバガーを狙いたいものです。

時価総額の大きい会社よりは、時価総額の小さい会社の方が株価は上がりやすいので、上の条件で時価総額の小さい会社が見つかればラッキーと思っています。

目安としては時価総額300億円以下がよく言われている数字になります。

300億円以下の会社は上昇も大きいですが、下降も勢いよくするので買い時には気をつけましょう

上場5年以内なんて条件で探している人もいるので、IPO銘柄の中から探すのも面白そうですね。

 

グロース株投資では、成長率がよく、事業内容が時代にマッチしていて、時価総額の小さい会社を狙っていきたいです。

 

高配当株投資

高配当株投資の確認をしましょう!

どんな投資?

配当利回りの高い会社に投資をして、たくさんの配当金を得るインカムゲインを狙った投資手法になります。

ネオモバで高配当株を毎日1株づつ買います投資をしているので、そちらもよければご覧ください。

参考【ネオモバ】2020年9月時点のポートフォリオを公開

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どの指標を確認するか

高配当株投資で確認する指標は、配当利回りと、配当性向です。

配当利回り

配当利回りは、配当金を株価で割った値です。

(配当利回り) = (配当金) / (株価) × 100

配当金によるインカムゲインを目的にしているので、ここはそのままのイメージですね。

ですが、ただ配当金が多いという理由だけで投資してしまうと、減配があって株価が暴落した時にどうしたらいいかわからなくなってしまいます。

なので、配当利回りと一緒に配当性向も確認するようにしましょう。

日本株だと配当利回りが5%を超えているような銘柄は将来減配の可能性があると思ってよく調べてみてください。

配当性向

配当性向は、配当金を1株純利益(EPS)で割った値です。

(配当性向) = (配当金) / (1株純利益) × 100

1年間の企業活動の中で出した利益をどのくらい配当金として株主に還元しているかを知るための数値です。

例えば、1年で1株あたり50円の利益しか出していないのに、配当金を100円も出したら企業としては赤字ですよね。この場合の配当性向は、200%になります。

配当性向は基本的に低い値の方がいいです。企業は配当金を支払った後の利益を次への投資に回したり、いざという時のために蓄えておいたりして将来に備えています。

高配当株投資では、高配当利回りかつ、低配当性向の銘柄を狙っていきたいです

 

バリュー株投資

バリュー株投資の確認をしましょう!

どんな投資?

株価に対して、価値のある企業に投資する手法になります。

どちらかといえばディフェンシブな投資手法で、株価の安定や長期で見た時の緩やかな上昇を狙う投資手法になります。

どの指標を確認するか

割安度を測るので、株価収益率(PER)、純資産倍率(PBR)の指標で確認します。

PERもPBRもおなじみの指標ですね。

PER

PERは株価の収益率を表していて、株価を1株純利益(EPS)で割ることで求めることができます。

PER = (株価) / (1株純利益)

今の株価を何年間の利益で稼ぐことができるのか見るための指標です。

業種業界により基準が異なりますが、15倍くらいが基準とされています。

基本的に稼ぐ力に対して株価が割安かを見る指標なので、PERは低い方がいい値になります。

PBR

PBRは、株価を1株あたり純資産(BPS)で割ることで求めることができます。

PBR = (株価) / (1株あたり純資産)

PBRは企業の持っている資産に対して、株価(時価総額)がどの程度かという値になります。

株価と1株あたり純資産が等しければPBRは1倍で、純資産が大きい場合には1倍を割る値です。

なのでPBRも低い方が株価に対して資産をたくさん持っているという味方ができます。

PERとPBRを掛け合わせたものをミックス係数といって、バリュー株投資ではこの数値を見ることもあります。

ミックス係数

(ミックス係数) = PER × PBR

PER、PBR共に低い方が株価は割安だと言えることを上記で説明しました。

その二つを掛け合わせたものなので、ミックス係数も低い方が割安度が高い、バリュー株投資で狙うべき銘柄だということがわかります。

ミックス係数が22.5倍以下は割安株という位置付けのようです。

今の相場で確認して見ると、割と多くの企業がこの水準に当てはまっているので、もう少し下が基準と思ってもいいかもしれませんね。

いづれにしてもミックス系位数は低ければ低いだけ、収益面や資産面で割安であることがわかります。

バリュー株投資は、同じ業種内でミックス係数を比較して、できるだけミッスク係数の小さい会社を狙っていきたいです。

 

増配株株投資

増配株投資の確認をしましょう!

どんな投資?

連続増配を続けている企業に投資をして、企業の成長と共にもらえる配当金を増やして行く投資手法です。

基本的に業績が良くないと、配当金も増えないので、配当金の増加に加え、株価の上昇も見込める投資になります。

長期で保有するにはもってこいの投資ですね!

どの指標を確認するか

増配株なので、配当金推移(増配しているか)、配当性向が高すぎないか、業績が安定しているかを確認します。

配当金推移と配当性向

増配株なのでこれまでの配当金が増えているかは確認する必要があります。

いくら利益が出ていても配当金は企業の方針なので、増配株に投資するには増配意欲がある企業を見つける必要があります。

日本では増配を続けている企業はとても少ないので、その中から選ぶことになります。

そして、配当金を目当てにした投資では配当性向の確認も必須です。

できるだけ配当性向に余裕のある企業を選びたいですね。

業績の安定

増配して行くためには、業績が安定している必要があります。

企業の業績は景気によって、どうしてもいい時と悪い時があります。

その中でもできるだけ、安定している例えば日用品を製造販売している会社だったり、売り上げがサブスクリプション方式で安定している通信株のような会社を選びたいものです。

増配株投資では、業績の安定している、増配を続けている会社を狙っていきたいです。

 

まとめ

投資手法ごとに確認した方がいい指標などのおさらいをしました。

最近グロース銘柄に注目しているのでグローズ株投資がメインの話になってしまった気がします。笑

ここで紹介した以外にも確認した方がいいことはたくさんあると思うので、あくまで参考までにしてください。

指標もそうですが、目的ごとに損切りラインも変わってくると思うので、決算を確認して自分の想定通りになっているかも確認していきたいですね。

自分の想定と異なってしまった場合は、できるだけ早めに利確や損切りすることをお勧めします。

なにごともトライアンドエラーです!

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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